こんにちは。茨城県で解体工事店(解体ドゥ)と、不動産屋(ハウスドゥ)を運営する㈱JOB HOPEです。

この記事では、茨城県内での解体工事に使えるローンを調べましたのでご案内いたします。

といったお悩みにアプローチできる情報を提供しております。最後までお読みいただけると嬉しいです。

建物の解体費用は100~300万円もする非常に高額な出費を伴います。一度にどのような資金を準備出来る方はそう多くなく、解体ローンを利用される方も少なくありません。

解体ローンという名称でローンを提供している金融機関や、JAバンクもありますので、近くの金融機関にあたってみるとよでしょう。

次章では茨城県で使える解体ローンを一覧で紹介します。

電話0120-380-057
担保不要
使い道①住宅建替えに伴う引っ越し費用、解体費用
②空き家の解体費用
③増改築、改装、補修
④庭、ガレージ、空調設備、塀など
融資金額10万円~1000万円
融資期間15年以内
返済方法元利均等返済
利率住宅ローン店頭金利(2.475%)+年0.5%=2.975%
SMBCファイナンスサービス保証の場合、店頭金利+1.5%
金利割引金利割引の制度あり
URLhttps://www.joyobank.co.jp/personal/loan/reform/pdf/poster.pdf
使い道①家屋解体資金
②リフォーム関連資金、借り換え
融資金額100万~1000万円まで
融資期間解体は7年以内
返済方法元利金等返済
利率固定金利2.95%
電話0120-708-250
URLhttps://www.shinkumi-loan.com/loan/detail/2101087.html
使い道①空き家の解体費用(整地費込み)
②空き家の改築・リノベーション費用
③空き家の防災・防犯設備の費用
事業性があるもの、転売目的はNG
担保不要
保証人原則不要
融資金額10万~300万円
融資期間6か月以上10年以内
返済方法元利均等返済
利率変動金利2.9%
空き家関連施策に取り組む筑波銀行営業エリアの自治体は金利-0.3%
URLhttps://www.tsukubabank.co.jp/individual/loan/takedownhouse.html
使い道空き家解体費用、整地費用、リフォーム費用、借り換え
担保不要
保証人不要
融資金額10万~500万円
融資期間6か月~10年
返済方法元利均等返済
利率2.50%/2.70%
電話0120-71-7860
URLhttps://www.chibabank.co.jp/kojin/loan/free/purpose/vacancy/
使い道①空き家解体費用(本人または親族)
②リフォーム資金として
③土地建物購入資金
④本人居住用住宅以外の住宅関連資金
担保不要
保証人指定の保証期間
融資金額1万~2000万円
融資期間20年以内
返済方法元利均等返済
利率(変動)3.275% (固定)3.10% ※団体会員、生協会員は金利が安い
URLhttps://chuo.rokin.com/banking/loan/housing/refinance/reform/

茨城県で使える解体ローンの返済方式はいずれも「元利均等返済」ですので、それでシミュレーションをしてみました。

例えば300万円を5年間借りた場合の返済計画を表してみます。

金利は2.9%固定です。

グラフで示すと次のように、残元金と利息が減っていく様子がわかります。5年間で60か月。
トータルで支払う金額は、元金300万円+利息22万6348円となります。毎月の支払額が54000円近くになるので、結構生活費を圧迫しそうです。

また300万円を10年間借りた場合は以下のようになります。
トータルで支払う金額は、元金300万円+利息45万9551円となりますが、毎月の返済額は29000円程度です。

いずれにしても高額ですので、しっかり計画して解体工事を進めるようにしましょう。

元利均等返済 と 元金均等返済 の違いについて説明させていただきます。

元利均等返済

  • この返済方法では、借入金の元本と利息を合わせた月々の返済額が、ローン期間中一定です。
  • 月々の支払いの中で、元本と利息の割合が時間とともに変化します。
  • 元利均等返済 の特徴は、返済額が一定であることで、固定費として家計管理がしやすいことです。
  • しかし、返済初期には、支払いの大部分が利息に充てられるため、元本の返済が均等返済よりも遅くなります。
  • その結果、ローン期間中の総返済額が増加する傾向があります。

元金均等返済

  • この方法では、元本に対する月々の支払い額が一定であり、金利の変動に関係なく保たれます。
  • 利息部分は、残りの借入金残高に基づいて変動します。
  • 元金均等返済 は、ローンの元本が均等に減少することを保証します。
  • 元利均等返済 よりも初期の月々の支払いが高くなる場合がありますが、借入金残高の迅速な減少をもたらします。
  • 時間とともに、元本が減少するにつれて、利息部分も比例して減少します。

まとめると

  • 元利均等返済 は安定した月々の支払いを提供しますが、初期の元本削減が遅くなります。
  • 元金均等返済 は一貫した元本削減を確保しますが、初期の支払いが多くなる場合があります。

どちらの方法にも利点と相反があります。選択は個々の好みや財政状況によります。ローンの返済方法を選択する際には、財政目標や予算を考慮することが重要です。

家屋の解体費用を抑えるためにいくつかの方法があります。以下は、予算を節約するためのアイデアです。

  • 複数の解体業者から見積もりを取り、価格とサービスを比較してください。
  • 最も適切な価格と信頼性のある業者を選ぶことです。例えば見積書の内容を雑ではなく丁寧に説明してくれるか、追加費用があるのはどういう時かを事前にお話してくれる業者に依頼しましょう。
  • 気を付けたいのは安すぎる業者です。法令に則り作業を実施しているか、たくさんの外国人を使って不法な解体をしていないかが重要です。その工事店のネットの口コミや、解体許可の番号をチェックするようにしてください。
  • 家屋の解体の他に、門・塀・庭木・庭石などの解体撤去など本当に必要か、あるいは自分自身で処分できるものが無いか検討します。
  • 家屋内の残置物は自分で一般家庭ゴミとして捨てることが出来ます。残置物を業者に依頼すると費用がかかりますが、個人でできる作業の最たるものなので、残置物撤去は費用を安くする上で大きなポイントです。
  • 解体の前にリサイクル可能な家具や家電を一部の費用を回収できます。
  • 地域によっては、解体費用を補助する制度が存在する場合があります。
  • 地方自治体のウェブサイトや窓口で詳細を確認してください。(茨城県で使える補助金の記事もご覧ください)
  • 解体工事を計画的に進めることで、無駄な費用を避けることができます。
  • 予算内で効率的に解体を進めるために、プロのアドバイスを仰ぎましょう。

これらの方法を検討して、予算に合った解体方法を選んでください。🏠🔨

建物の解体の目的は何でしょうか?土地の売却だとしたら、解体せずに、そのまま売却したり活用する手段もアイディアとしてはありえます。「土地売却にかかる解体費用と、解体なし売却の比較」の記事を参考にしてみてください。

建物の建て替えのために解体工事が必要ということであれば、解体ローンを利用するのがよいかもしれません。

空き家を放置することにはいくつかのデメリットがあります。以下にいくつかのポイントをご紹介します。

  • 放置された空き家は、火災や崩壊のリスクが高まります。特に老朽化した建物は、構造的な問題を抱えている可能性があります。
  • 近隣住民や通行人の安全を考慮し、放置せずに解体することが重要です。
  • 空き家は不法侵入者や犯罪者にとって魅力的な場所となります。窃盗や薬物取引、不法占拠などのリスクがあります。
  • 解体することで、これらの問題を未然に防ぐことができます。
  • 空き家が周囲の景観を損ね、樹木が越境し、虫や小動物が増え、近隣住民に不快感を与えることがあります。
  • 地域の美観を保つためにも、解体を検討することが望ましいです。
  • 空き家は放置されることで劣化し、資産価値が低下します。将来的に売却する際にも影響を及ぼす可能性があります。
  • 自治体によっては、管理がされていない空き家は「管理不全空家」や「特定空き家」として指定される事があります。固定資産税の特例が外れ税金が増えたり、自治体が空き家に対して行った撤去費用を請求されることもあります。

総合的に考えると、空き家を放置せずに解体することが、安全で地域社会にとっても良い選択と言えます。

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