こんにちは。今日は庭の解体、庭を更地にしたい、庭にあるものを撤去したい方のための記事となっています。

庭を解体、更地にするのにかかる費用相場や、その後の活用アイディア等もお伝えしています。

庭を解体したり、更地にしたりするのにかかる費用の相場感をお伝えします。庭自体もそうですが、庭には植栽、石、桝、コンクリート、レンガ、装飾品などがあるので、それぞれ解説しました。

  • 庭石の掘り起こし、撤去費用
    庭石の撤去にかかる費用は、石のサイズや量、重さなどによって異なります。一般的には、庭石の撤去費用は1kgあたり40円~50円程度です。さらに、庭石の回収・運搬費用は3万円~5万円程度が目安です。庭石を撤去してもらえる業者としては、外構工事業者や造園業者、リフォーム会社、不要品回収・解体業者などがあります。業者によって、庭石の撤去費用や回収・運搬費用が変わるので、複数の業者から見積もりを取って比較することが大切です。
  • 庭のコンクリートの解体撤去費用
    庭のコンクリートと言えば、歩行エリア、花壇構造物、塀、駐車場などで使われます。
    コンクリートの解体撤去費用は、厚みや面積、鉄筋の有無によってかかる時間や手間が異なります。鉄筋ありで10000円~20000円/㎡、土間コンクリートで700~2000円/㎡、駐車場で5000~10000円/㎡を想定しておくとよいです。重量があるため、専用のトラックで運搬する必要があります。また、コンクリートは産業廃棄物として処理されるため回収・運搬費用は3万円~5万円が相場です。解体業者、外構工事業者、リフォーム会社に依頼できます。業者によって費用に幅があるので複数業者の見積もりを取る事をお勧めします。
  • 庭木の伐根、撤去費用
    木、灌木、花壇、芝生など、庭にある植物を撤去することが含まれます。庭木の伐根、撤去費用は木の幹の太さ、高さ、本数により異なります。1本あたり1万円~3万円が相場になります。回収と運搬費用は2~3万円が相場です。業者としては造園業者、外構工事業者、リフォーム会社、不用品回収、解体業者、何でも屋などがあります。個人の庭石屋や造園業者にお願いすると1本いくらで計算されますが、解体業者に依頼すると他の解体物等とまとめていくら計算になるので、コストダウンにつながります。くらしのマーケット等で出品してる人多くいるので少ない本数の庭木なら彼らに依頼したほうが早く安いかもしれません。
  • 石灯篭の撤去費用
    石灯篭は一般的に日本の庭園や庭において、装飾や照明のために使用される石でできた物体です。石の大きさ、重さによって相場が異なりますが、1㎏あたり40~50円が相場です。同様に回収で2~3万円の運搬費用がかかります。外構工事業者、造園業者、リフォーム会社、解体業者に依頼できます。
  • 構造物の解体・撤去費用
    庭にある小屋、物置、フェンス、デッキ、パーゴラ、カーポートなどの建造物や構造物を解体します。
    費用相場ですが、小屋は5万~20万円前後、フェンス3~10万、デッキ3~10万円、パーゴラ3~10万円、カーポート1台2~3万円を想定してください。加えて運搬処理費用で2~3万円を見ておきましょう。ただし構造物の材質、重量、総量により費用の幅があります。依頼できるのは不用品回収、解体業者、リフォーム会社が挙げられます。
  • 池の解体、埋め戻し費用
    池の水を抜き、生物がいる場合は場所移動をしつつ、池を埋め立てていきます。料金相場は10~30万円ですが大きさや深さによって変動します。依頼できる業者は解体業者、リフォーム会社が挙げられます。
  • 排水システムの撤去
    庭にある雨水桝、排水溝、下水道の解体が必要な場合があります。水を集めて流すための機構ですので地中に埋まっています。掘り起こし、接続している管の取り外し等が必要です。大きさは様々で埋め戻し工事や廃材処理費なども含みます。1基5万円~重機を使って掘らなければいけ無い大きさなら20~30万円はかかります。依頼できる業者は解体業者が挙げられます。
  • 設備機器の撤去
    庭に設置された照明、噴水、散水システムなどの設備機器を取り外すことがあります。照明は1個あたり3000円前後、噴水の撤去費用は大きさや材質などにより異なり10~30万円を相場として見ておきます。依頼できる業者は解体業者、リフォーム会社、不用品回収業者が挙げられます。
  • 土壌の撤去
    土地を再利用するために、庭の土壌を撤去することがあります。これは新しい植栽や造園のために行われることがあります。回収・運搬・撤去費用は2トン車で1万円前後が相場です。依頼できるのは解体業者、造園会社リフォーム業者があります。
  • プールの解体
    庭にあるプールや人工の池などの水構造物を解体する場合があります。これには排水、機器の取り外し、コンクリートの解体、埋め戻しなどが含まれます。1㎡あたり3~5万円はかかってきます。プールのサイズが5x10m=50㎡だと150~250万円は必要になります。依頼できる業者は解体業者、リフォーム会社が挙げられます。
  • 家具や装飾品の撤去
    庭に配置されたベンチ、テーブル、花瓶、彫刻などの家具や装飾品を撤去することがあります。くらしのマーケットを使って不用品回収の個人に依頼するのが最も安いでしょう。軽トラ1台1万円程度で回収してくれます。
  • 地下の根や岩の取り扱い
    植物の根や地下の岩が建設や再植栽を妨げる場合、これらを撤去する必要があります。やはり不用品回収業者や庭屋に依頼すれば、木の伐根と回収は1本あたりで計算されます。高さ/幹の大きさで1本3000円程度から可能です。他の解体撤去物と併せて行う場合は解体業者にまとめて依頼したほうが安くなります。
  • 動物の巣の取り扱い
    庭に動物の巣がある場合、これを適切に取り扱う必要があります。特に保護された種である可能性がある場合は、関連法規制に従う必要があります。鳥獣駆除業者に頼めば撤去・掃除・消毒と併せて数万円です。高所でなければ1時間程度で作業は完了します。

庭を解体して更地にした後の活用方法のアイディア集です。まだ更地にした後どうしようか決まっていない方は参考にしてみてください。

  • 新しい庭園の構築
    庭を更地にしたら、新しい庭園を構築することができます。植栽、花壇、草地、小道などを設けて、美しい庭園空間を作り上げることができます。
  • パティオやデッキの建設
    更地になった庭には、アウトドアのくつろぎスペースとしてパティオやデッキを設けることができます。家族や友達との憩いの場として利用できます。
  • 野菜やハーブの栽培
    更地になった庭を利用して、自家製の野菜やハーブを栽培することができます。畑やプランターを設け、食材を栽培して楽しむことができます。
  • 子供の遊び場
    更地になった庭を子供たちのための遊び場に変えることができます。遊び場の設備や遊び道具を配置して、子供たちが安全に遊べるスペースを作り上げましょう。
  • 駐車場の設置
    更地になった庭スペースを利用して、新しい駐車場を作ることができます。舗装や敷石を使用して整備し、車を安全かつ整然と駐車できるエリアを構築します。
  • ガレージの建設
    更地になったスペースにガレージを建設することで、車を保護し、収納スペースを確保できます。ガレージは季節や天候から車を守り、収納物やツールなどを保管するのにも便利です。
  • 太陽光パネルの設置
    更地になった庭スペースに太陽光パネルを設置して、再生可能エネルギーの取り込みを行うことができます。これにより、エネルギーコストを削減できます。

更地にした庭を、庭としてリフォームし、綺麗に見せる工夫のアイディア集です。

  • 土壌の改良
    土壌の状態によっては、堆肥や有機質の肥料を添加して土壌を改良することが重要です。良い土壌は植物の成長にとって重要で、美しい庭を維持するためには健康な植物が必要です。
  • 不要な植物や雑草の撤去
    不要な植物や雑草を取り除き、庭全体をクリーンに保つことが重要です。これにより、植物が健康に成長し、庭全体が整然とした印象を与えます。
  • レベリングと均等化
    地面を均等に整えることで、庭の美しさを向上させることができます。不均一な地形を均等に整地することで、庭のデザインや植栽が際立ちます。
  • 舗装や敷材の設置
    舗装や敷材を利用して、歩道やパスウェイを整備することができます。これにより庭全体が整然とし、歩行エリアが確保されます。
  • 石積みやエッジング
    石やレンガを使ってエッジングを行うことで、花壇や植栽エリアを際立たせることができます。これにより庭のデザインが美しさを増します。
  • 植栽の配置
    植栽を戦略的に配置して、バランスの取れた景観を作り上げることが重要です。植物の種類や配置によって、四季折々の美しい庭を楽しむことができます。
  • アスファルトの敷設
    アスファルトは堅牢で平らな表面を提供し、歩行や車の通行がしやすいです。耐久性があり、雨天時にも泥や水たまりの心配が少ないのが特徴です。長寿命でメンテナンスが比較的少なく、車の駐車場や歩道などに適しています。整った外観があります。
  • 砂利の敷設
    砂利は自然な外観を持ち、水はけが良いため雨水が地中に浸透しやすいです。環境に優しい選択肢と言えます。デザインの自由度が高く、様々な色やサイズの砂利を組み合わせて庭を美しく演出できます。比較的コストが低い点も魅力です。
  • 天然芝
    天然の芝生は自然な風合いがあり、心地よい感触が得られます。適切な管理がされれば、美しい緑の庭を提供します。自然な外観で、温かみがあります。地面を冷やさないため、夏には快適な足触りを提供します。
  • 人工芝
    人工芝は合成素材でできており、見た目や感触が天然の芝に近いものもあります。比較的メンテナンスが簡単で、一定の美しさを維持しやすいです。 メンテナンスが簡単で、水やりや刈り込みが不要。天然芝よりも耐久性があり、季節を問わず美しい庭を提供します。天然芝に比べて人工的な印象がある場合があります。また、暑い日には表面が熱くなることがあります。人工芝の庭で花火をすることはできません。

どのような庭にするかは、メンテナンスの手間、外観やデザインの好み、予算によります。

私自身も庭のリフォームをしたことがあります。昭和の時代の庭でしたので、整地した後の庭には人工芝を敷いて綺麗になり、掃除もしやすくなりました。高低差があればパターゴルフでも遊べます。

庭を解体し、リフレッシュすることで活用できる幅が広がります。コンクリートやレンガでなければDIYで庭を解体することもできますが、業者に頼めば「早く」「綺麗に」できるのでコストと併せて検討すると良いと思います。

庭の解体をご検討中でしたら

私たち解体Do!は茨城県で、戸建、庭、小屋などを解体撤去する専門業者です。

おかげさまで、戸建解体と庭解体の専門業者として、多くのお客様にご利用いただいております。お客様のご要望に真摯にお応えし、安全かつ迅速な解体作業を心掛けております。

何かご相談やお見積もりのご依頼がございましたら、いつでもお気軽にお問い合わせください。お客様と共に、素敵な住環境の実現をお手伝いできることを心より楽しみにしております。