「高萩市の実家が空き家のまま。壊したいけれど費用が心配」——そんな方に朗報です。高萩市では令和8年度(2026年度)に「空き家解体支援事業費補助金」が新設され、老朽化した空き家の解体費用の一部が補助されるようになりました。この記事では、茨城県専門の解体Do!が、高萩市の公式情報をもとに補助額・対象条件・申請の流れ・落とし穴を分かりやすく整理します。あわせて、解体業者だからこそ言える「壊す前に確認したい順番」も解説します。
※本記事は高萩市公式ホームページ(令和8年度 高萩市空き家解体支援事業費補助金)で公表されている内容をもとに、2026年時点の情報をまとめたものです。最新の要綱・予算状況は必ず市の窓口でご確認ください。
令和8年度 高萩市空き家解体支援事業費補助金とは|工事費の3分の1・上限30万円
高萩市の空き家解体支援事業費補助金は、老朽化した空き家の除却(解体)を進め、周辺住民の安全で安心な生活環境を守ることを目的とした制度です。補助額は次のとおりです。
- 補助金額:補助対象事業費の3分の1(上限30万円)
- 申請受付:令和8年(2026年)5月20日(水)から受付開始
- 受付場所:高萩市役所 本庁舎2階 環境市民協働課(平日8時30分〜17時15分)
「先着順・予算上限」で終了|来年でいいや、が通用しない制度
この補助金は先着順に受け付け、予算の上限額に達した時点で終了します。つまり「今年は間に合わなかったから来年」という考え方が通用せず、募集開始直後に窓口へ相談するのが安全です。また工事の着工前に申請する必要があり、現地確認を行うため交付決定までに1か月程度かかります。解体業者との契約や着工のスケジュールは、この1か月を織り込んで組む必要があります。
郵送不可・窓口申請のみ|遠方の相続人は要注意
申請は高萩市役所の窓口のみで受け付けており、郵送での申請はできません。相続で高萩市外にお住まいの方が手続きする場合は、来庁の日程調整が必要です。平日日中に動ける方を決めておくか、地元の不動産会社・解体業者に段取りを相談しておくとスムーズです。
補助の対象になる空き家|7つの条件
高萩市の解体補助金は、次のすべてに該当する空き家が対象です。ひとつでも外れると補助を受けられないため、申請前に必ず確認してください。
- 戸建て又は併用住宅であること
- 申請時点で1年以上居住されていないこと(または所有者が死亡した後、居住されていないこと)
- 昭和56年5月31日以前に建築されたものであること
- 所有権以外の権利が設定されていないこと(=抵当権などが残っていないこと)
- 個人が所有するものであること
- 賃貸借することを目的としたものでないこと
- 公共工事の補償の対象となっていないこと
「昭和56年5月31日以前」が基準になっている理由
昭和56年(1981年)6月1日に建築基準法の耐震基準が大きく変わりました。それ以前に建てられた建物は「旧耐震基準」で、地震時の倒壊リスクが高いとされます。高萩市の補助が昭和56年5月31日以前の建物に限っているのは、老朽化・倒壊の危険が高い空き家の除却を優先するためです。築年が新しい空き家は対象外になるので、まず建築年を確認しましょう。
抵当権が残っていると使えない|相続前に確認を
「所有権以外の権利が設定されていないこと」という条件は、実務で見落とされがちです。住宅ローンを完済していても、抵当権の抹消登記をしていないと登記簿上は権利が残ったままになります。相続した空き家では、亡くなった親の代のローンの抵当権が残っているケースもあります。申請前に登記簿(登記事項証明書)を取り、必要なら抹消登記を済ませておきましょう。
補助金を申請できるのは誰か
申請できるのは次のいずれかに該当する方です。
- 補助対象空き家の所有者(共有名義の場合は、全ての共有者の同意を得た方)
- 所有者の相続人(相続人が複数の場合は、全ての相続人の同意を得た方)
- 不在者財産管理人・成年後見人など、公的機関が発行した書類で処分権限が認められる方
注意点として、市税・国民健康保険税・後期高齢者医療保険料・介護保険料の滞納がある場合は対象外です。また補助金の交付は1人につき1回限りです。共有名義や相続で複数人が関わる場合は、早めに「誰が申請者になるか」「全員の同意をどう取るか」を決めておくと手続きが滞りません。
対象になる工事・ならない費用
補助の対象となるのは、補助対象空き家の敷地内にある建築物・門塀等の工作物・竹木・動産のすべてを解体撤去し、原則として更地にする工事で、市内の業者が請け負う工事です。母屋だけ壊して物置や塀を残すと「原則更地」の条件を満たさない場合があるため、敷地全体をどうするか業者と事前に確認しましょう。
一方で、次の費用は補助対象外です。
- 残置物(家財・不用品など動産)の処分費
- 跡地の舗装費
解体業者だから言えること|見積書の内訳を分けないと補助が減る
残置物処分費や舗装費が対象外ということは、見積書でこれらが「解体工事一式」に混ぜて書かれていると、補助対象の経費を切り出せず、結果として補助額が減ってしまう可能性があります。補助金を最大限活かすには、見積書で「建物解体費」「外構撤去費」「残置物処分費」「整地・舗装費」を項目ごとに分けてもらうことが重要です。解体Do!では、補助金申請を前提とした内訳の分かる見積書の作成に対応しています。
申請から入金までの6ステップと必要書類
高萩市の解体補助金は、次の流れで進みます。お金が振り込まれるのは工事完了後である点に注意してください(後払い方式)。
- 交付申請(工事の着工前):交付申請書などの必要書類を環境市民協働課へ提出
- 交付決定:市による現地確認を経て交付が決定(決定まで約1か月)
- 事業内容の変更・中止:計画に変更があるときは変更申請
- 実績報告:工事完了後、完了を示す書類を提出
- 補助金額の確定:報告内容を市が審査し金額を確定
- 補助金の交付請求:請求手続きを経て入金
重要なのは「交付決定の前に工事を始めない」こと。交付決定通知を受け取る前に契約・着工してしまうと、補助の対象外になる自治体が一般的です。必ず申請→交付決定→着工の順番を守りましょう。
高萩市の解体費用相場の目安
高萩市で木造住宅を解体する場合の費用は、建物の構造・広さ・立地・残置物の量によって大きく変わります。あくまで一般的な目安ですが、木造で1坪あたり3万〜5万円前後、30坪の戸建てでおおむね100万〜170万円程度になるケースが多く見られます(付帯工事・残置物処分・重機の搬入条件によって前後します)。補助30万円を差し引いても、自己負担は数十万〜100万円以上残るのが実情です。だからこそ「本当に解体すべきか」を先に検討する価値があります。詳しい費用の内訳は高萩市の解体費用相場と見積もりを安くするコツもあわせてご覧ください。
解体業者だから言えること|壊す前に確認したい3つの落とし穴
1.更地にすると土地の固定資産税が上がる
住宅が建っている土地は「住宅用地の特例」で固定資産税が最大6分の1に軽減されています。建物を解体して更地にすると、この特例が外れて翌年から固定資産税が上がる(最大で約6倍になる)ことがあります。「補助金が出るから」と急いで壊すと、税負担が重くなって後悔するケースもあります。売却の見込みと合わせて判断しましょう。
2.補助30万円でも自己負担は残る
前述のとおり、高萩市の解体費用は30坪でおおむね100万〜170万円。補助上限30万円を使っても自己負担は数十万〜100万円以上残るのが一般的です。解体費を負担して更地にするより、古家付き土地のまま売る/建物ごと買い取ってもらうほうが手取りが多くなる場合もあります。
3.市内業者限定=相見積もりは高萩市内で取る
補助の対象は「市内の業者が請け負う工事」に限られます。市外の安い業者に頼むと補助が受けられません。高萩市内の複数業者から、補助対象経費の内訳が分かる見積書で相見積もりを取るのが正解です。これは当社を含め、必ず複数社で比較してください。
高萩市で空き家の解体・売却を進める正しい順番
「解体してから売り先を探す」と、固定資産税が上がったうえに買い手が見つからない、という事態になりかねません。おすすめの順番は次のとおりです。
- まず「そのままいくらで売れるか」を確かめる(古家付き土地・建物ごとの買取価格)
- 解体して更地にした場合の売却価格と、解体費・税負担を比べる
- 補助金を使って解体するほうが手取りが増えるなら、交付決定を待って着工
この順番なら、補助金・解体費・税金・売却価格をすべて天秤にかけたうえで、いちばん手取りが多くなる出口を選べます。「壊すか、残して売るか」の判断は、不動産会社と解体業者の両方の視点があってはじめて正しく計算できます。
高萩市の空き家の解体・売却は解体Do!/ハウスドゥへ
解体Do!は茨城県全域の解体工事に対応し、補助金申請を前提とした内訳の分かる見積書の作成、解体後の土地活用・売却まで一貫してご相談いただけます。売却・買取については、茨城県で地域密着のハウスドゥ(イメージキャラクター:古田敦也氏)の無料査定と連携。「壊す前に、まずいくらで売れるか知りたい」というご相談も歓迎です。まずはお気軽にお問い合わせください(年中無休 8:00〜21:00)。
高萩市の空き家解体補助金に関するよくある質問(FAQ)
Q. 高萩市に空き家の解体補助金はありますか?
A. はい。令和8年度(2026年度)に「高萩市空き家解体支援事業費補助金」が新設され、老朽化した空き家の解体費用の一部が補助されます。補助額は補助対象事業費の3分の1・上限30万円です。
Q. 補助金はいくらもらえますか?
A. 補助対象事業費の3分の1で、上限は30万円です。残置物処分費や跡地の舗装費は対象外のため、見積書で内訳を分けておくことが大切です。
Q. 対象になる空き家の条件は?
A. 戸建て・併用住宅で、1年以上居住されていない、昭和56年5月31日以前に建築、抵当権などが残っていない、個人所有、賃貸目的でない、公共補償の対象でない——これらすべてに該当する空き家が対象です。
Q. 工事を始めてから申請してもよいですか?
A. いいえ。工事の着工前に申請し、交付決定を受けてから着工する必要があります。現地確認のため決定まで約1か月かかるので、スケジュールに余裕を持ってください。
Q. 市外の解体業者に頼んでも補助は出ますか?
A. 出ません。補助の対象は市内の業者が請け負う工事に限られます。高萩市内の複数業者で相見積もりを取りましょう。
Q. 解体すると固定資産税は上がりますか?
A. 上がる場合があります。更地にすると住宅用地の特例が外れ、翌年から固定資産税が最大約6倍になることがあります。売却の見込みと合わせて判断しましょう。
Q. 家財が残ったままの空き家でも相談できますか?
A. はい。残置物の処分から解体、解体後の土地の売却・買取まで一貫してご相談いただけます。まずは「そのままいくらで売れるか」の無料査定もご利用ください。
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